生き物散策記 2024年【No.4】ゴマダラチョウ幼虫、ヒゲジロハサミムシ、ツヤアオカメムシ【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
この日はある目的がありました。
この木、そうお目当てはエノキの木です。
冬は落葉してほぼ丸坊主になってなってしまうこの木の周辺で、ある生きものを探します!
なかなか見つかりませんが、それでも懸命に落ち葉の中を探していると、
んんっ!( ,,`・ω・´)ンンン?
いました!!!
本日の大本命です!!
ゴマダラチョウ幼虫
体長:約12㎜程度
【2024/1/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ゴマダラチョウの幼虫です。
今回の大本命でした!!
このコアラみたいな愛くるしいお顔、たまりませんっ!
今は冬で越冬時期に入っている為に、体色は落ち葉色(茶色)になっていますが、春になりまた活動を再開すれば美しい緑色へと変化します。
本来この木はゴマダラチョウよりもオオムラサキ幼虫のホスト木としての方がよく知られています。
この幼虫はこの幼虫の特徴を見る限りではゴマダラチョウのようです。
まぁこの場所ではオオムラサキの生息域とは少し違っていますし、そもそも今回の本命はゴマダラチョウ幼虫の方でしたので、今回のミッションは大成功と言ってもよいでしょう^^
今年の春先にまたここに来て成長した姿を見てみたいものです^^
ヒゲジロハサムシ
体長:約25㎜
【2024/1/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ゴマダラチョウ幼虫を探している際に、同じく落ち葉の中から現れたのはヒゲジロハサムシ
その名の通り、触角に白い節があるのと、脚の付け根の部分が黒いのが特徴のハサミムシです。
ツヤアオカメムシ
体長:約15㎜
【2024/1/17:宮崎県某所:観察者:Shiho】
葉の上に居たのは、この時期でも元気いっぱいに活動しているツヤアオカメムシ
艶のある緑色のボディが美しいですね^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあがくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
2 Comments »
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ゴマダラチョウ、すごいです。 探してるけど見つかりません
Comment by てばさき虫好き — 2024年1月24日 @ 8:31 PM
てばさき虫好き様
レスありがとうございます。
私も初めて見つけました^^
昨年末より何度もエノキの木を探してはゴマダラチョウの越冬幼虫を探していました。
細かく言うと、今回で確か6度目くらいのチャレンジだったと思います。
エノキの木があっても必ずしもいるというわけではないようです(単に見逃しているという可能性もありますが・・)
エノキの木を見つけたら、木のすぐ根元近くの落ち葉にいることが多いようです。あと木の幹にもくっ付いている幼虫もいました。
色が保護色になって同化しているので、なかなか見つけづらいですよね。
今後はオオムラサキ、コムラサキを探してみようと画策しております。
当ブログをご覧頂いきありがとうございましたm(__)m
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年1月25日 @ 5:06 AM